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コラム COLUMN

3Dスキャンで何ができる!?

3Dスキャンで何ができる!?

携帯型3Dスキャン【FARO Edge Scan Arm】って何?

弊社はFARO社製【Edge Scan Arm】を保有しています。
Edge Scan Armとは、Edge(接触式)Laser Line Probe(非接触式)の機能を組み合わせた、接触/非接触式ポータブル3Dスキャンです。

特徴としては、多関節を活かしてアームを自由自在に動かせる事と、設置は定盤にマグネットで固定するだけなので、機器は少々重い(約10kg)ですが持ち運びが可能です。

3Dスキャンの必要性

弊社では、自動車、航空機、医療機器、日用品等さまざまな分野の製品検査・測定業務を行っております。製品の品質管理要求が高くなってきている昨今では、3Dスキャンを導入する意義はあり、多くの企業で導入されています。

3Dスキャンは、形状や寸法の検査・測定において製品の精度や信頼性の向上が図れるツールですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

・立体的な形状の評価・測定が可能
・デジタルノギス等のツールと比べ、測定する時間が大幅に短縮できる
・測定物を固定すれば、向きを変えることなく一度に複数面を測定できる
・検査レポートとして測定結果をアウトプットできる為、入力する手間がかからない

一方で、多関節アーム型3Dスキャンは広範囲の測定が困難といったデメリットはありますが、測定器を移動させての測定が可能なので様々な場面で活躍しています。

次に、3DスキャンのEdge(接触式)とLaser Line Probe(非接触式)の機能について触れてみたいと思います。

Edge(接触式)とは?

Edgeは、ハンドルの先端に取り付けられたボールプローブ(球体)でパーツに接触してデータを収集する事が出来ます。

Laser Line Probe(非接触式)とは?

Laser Line Probeは、レーザー光線の投影線とカメラでデジタル化した点を収集する非接触型のプローブです。
レーザーがライン状にパーツに投影され、パーツの形状や位置をカメラが撮影し、コンピュータに点群データとして送信されます。
この動作は、1秒間に何度も繰り返され、曲線を描いた面や、通常のボールプローブでは描くことのできない表面を短時間に測定できます。

次回予告!

次回は、ボールプローブを使って測定している様子をアップします。

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